リモートコンピューターと最初にネゴシエートするときに、セキュリティ層で処理エラーが検出されたため、L2TP接続に失敗しました。と表示された時の対処

セキュリティ層で処理エラーが検出された VPN
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現象

VPN接続設定から「接続」をクリックした際に「●●に接続できません リモート コンピューターと最初にネゴシエートするときに、セキュリティ層で処理エラーが検出されたため、L2TP接続に失敗しました。」と表示されて、VPN接続ができない

セキュリティ層で処理エラーが検出された

環境

L2TP/IPsec 利用環境

OS:Windows10
VPNの種類:L2TP/IPsec
(OS標準のVPN接続の他、VPNクライアントソフトを利用)

原因

IKE and AuthIP IPsec Keying Modules サービスが停止(無効)状態になっていた

IKEandAuthIPサービスを確認

元をただすと、FortiClient(VPNクライアントソフト)を併用しており、前回これを正常終了できなかった。ちなみにこのFortiClient実行中は上記のサービスを停止、無効化する動作をする。

FortiClientVPN

対処

IKE and AuthIP IPsec Keying Modules サービスを起動する

手順1.スタートメニュー > W > Windows 管理ツール > サービス をクリック。

Windows管理ツール内のサービスを起動

手順2.IKE and AuthIP IPsec Keying Modules サービスをダブルクリックする。
もしこのサービスが既に実行中であれば他の原因が考えられるため、他の記事をご参考ください。

IKEandAuthIPサービスを確認

手順3.スタートアップの種類を「無効」から「自動」へ変更して、「適用」をクリックする。

スタートアップの種類を自動へ変更

手順4.「開始」をクリックする。

開始をクリックする

手順5.スタートアップの種類:「自動」、サービスの状態:「実行中」となっている事を確認し、OKをクリックする。

スタートアップの種類とサービスの状態を確認

手順6.VPN接続できることを確認する。

VPN接続済み表示

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